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キリム&ギャッベ:梅雨の時期のメンテナンスについて

キリムやカーペット、ギャッベのお手入れについてお問い合わせを多くいただくので、こちらで改めてご案内します。
梅雨の時期を迎え、湿気が多い日が続くと、「ウールのにおいが気になる」ことがあります。
これは、キリムやじゅうたんを織る前の、羊毛を刈り取ってから毛糸にするまでの間に
どれだけ油脂分を洗浄したかが、関係します。
ウールのセーターを水洗いしても、多少のウールのにおい(ちょっと土っぽい感じ)があるのは
みなさんご存知かと思います。
もともと、キリムやカーペットは、乾燥した砂漠地帯に住む遊牧民のものですから、
彼らは湿気対策など考えなかったかもしれません。
羊から羊毛を刈り取って、毛糸に紡ぐまでの行程は、
それぞれの部族、それぞれの家庭によってさまざまです。
脂分をとりすぎてしまえば、ガサガサした肌触りになるでしょうし、
洗浄が不十分なら、ツヤはあってもややニオイが残る・・・
お使いになっている、キリムやギャッベが、今までほとんど気にならなかったのに
急にニオイを感じるようになった、ということであれば、
それは湿気を含んでいるから、と考えられます。
基本的には、とにかく乾燥した状態を保ってください!
週に一度は半分ずつめくって、床面から離して空気を入れる。
可能であれば、晴れた日に、屋外へ出してホコリを叩き落とし、陽に当てて乾燥させる。
これだけでも、かなり効果があります。ぜひぜひ、ぜひっ お試しを!

夏のあいだに、クリーニングを!

湿気対策とは少し離れますが、夏の間にさっぱりクリーニングを!と計画中の方へ。
キリムは薄手ですから比較的容易に、自分で洗えます。
⇒少し古い記載ですが、こちらを参考に
キリムを洗う
「本当に洗って大丈夫なの??」という方は、小さくてもけっこうですので、
写真を撮って、当店へ送ってみてください。
キリムでしたら、およそ色落ちやゆがみについて、アドバイスできると思います。
では、分厚くて、大型のギャベはどうすれば・・・?
毎シーズン洗うものではありませんが、3?5年に一度は、きれいさっぱりの
専門クリーニングをオススメいたします。
当店でも専門の業者さんにお取次ぎがありますので、ぜひご相談を!
じゅうたんクリーニング
ほとんどWEBページではお知らせしてこなかったのですが、
ギャベを取り扱うようになってから、5年ほど、国内のクリーニング専門業者様とお付き合いがあり、
店舗でご購入のお客様を中心に、毎年たくさんのクリーニングをお受けしています。
他店でお買い求めのじゅうたんでも大丈夫です。
まずはご相談ください!!
(注)キリムについては、当店でチェックし、都内のクリーニング専門店では難しい場合、
お時間がかかることをお知らせした上で、トルコ=イスタンブールに持ち帰ることもございます。
特に、年代の古いアンティークで劣化のあるもの、専門の修理が必要なものなどです。
(注)シルクのペルシャ絨毯、ヘレケ絨毯も承ります。が、しかし!万能ではありません。
どれほど名高い工房のものでも、経年劣化による損傷があったりしますと、
もとに戻ることはありません。
みなさまの大切な、キリム、ギャッベ、じゅうたん、
メンテナンスについてどうぞご相談ください。
当店ガラタバザールは、キリムが専門ですが、そのほかの手織りじゅうたんについても、
経験豊富な業者様とお取次ぎがありますので、できる限りのご案内をさせていただきます。


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