お知らせ:ペルシャ絨毯の世界in広島
楽しみにしていた「ペルシア絨毯の世界」を見に行ってきました。
アンティーク絨毯がこれほど集まることはもうないだろうと
言われているだけのことはありました。
書物や文献をたどっても古い時代の絨毯となるとカラー写真など
見つからないというのに、それが目の前で実物を見られるのです!
広島まで出かけていった甲斐がありました。
中でも、今回の展示の目玉ともなっている「サングスコ絨毯」は
デザイン、色、大きさ、状態の良さとすべてにおいて圧巻!
(写真はこちら)
絨毯についての認識を改めなくてはと思うほどの
衝撃的に美しい絨毯と出会うことができました。
それにしても、歴史や文化を研究するというのは
本当に面白いものです。
種子島にポルトガル船が漂着して以来、イエズス会士が布教活動の為に
武将たちに献上した品のひとつに高級な絨毯があったとか、
京都・祇園祭の山鉾には16世紀初頭に既にペルシャやトルコの
絨毯が飾られていたとか、、、
史実に興味があるのはもちろんですが、
それよりも、500年前の事実が近年になってわかってきた
というところに、ゾクゾクしてしまうのです!
世界中の文献や物的資料をつなぎ合わせるという気の遠くなるような
研究の結果、20年前には誰もわからなかったことが、
はっきりと見えてくるというわけですね。
だいぶ絨毯の話からそれてしまいました。
興味の沸いたときが勉強するときだ!と思うので、
今年はしばらく「ペルシャ絨毯」関連の本を、
読みあさってみようかと思っています。
ちょうど6月には、イランへの仕入れも予定していますし♪
ペルシア絨毯の世界、ご興味のある方はぜひお出かけになってください!
⇒広島県立美術館
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