キリムについて

遊牧民が織る平織りの敷物「キリム」について、さまざまな側面からご紹介しています。

ICOC 2007 in Istanbul /特別展示編

ICOCの展示は、イスタンブールのいくつもの博物館で
別々に開催されているので、ひとつひとつ見に行くのも一苦労。
(本当は全て周るツアーがあるけど、高くて参加できなかったのです
まずは、メイン会場のスイスホテルの「ヤストゥク・コレクション」

このコレクションは、私も何度かアンティークキリムのピースを譲ってもらった
ことのあるお店のもので、以前からぜひ見に来てほしいと言われていたのです。
実を言うと「ヤストゥク(枕)がそんなに珍しいのかなぁ?」と思って
いたのですが、展示を見てその考えはまったく変わってしまいました!
 (ヤストゥクはクッションに使われていた小さな絨毯のことです)
今までに見たことのないようなデザインのものばかりで、
トルコの地名が書かれていても、その名前からデザインが想像できない・・・
これがすでに市場から消えてしまったという“トルコ絨毯”なのかっ!
嫁入り道具に持って行ったような特別な織りの絨毯やキリムに比べて、
生活道具としてボロボロになるまで使われていたものは、よい状態で残っている
ものが、本当に少ないのでしょう。
そして、絨毯屋さんにとっては、お金になる商品ではなかったため、
どんどん捨てられてしまった。
いまや学術的にも価値あるコレクションとも言える生活道具の収集が、
ひとつのお店のご主人の手によるもの、ということに
なんだかすごく感激してしまったのでした。
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そういう意味では、ほかの特別展示も、もともとは個人の収集から
始まったものということでは同じです。
世界的に有名な「チェティンカヤ」のコレクション。
これは、私が毎朝通り過ぎるイスラム芸術博物館の一室でお披露目でした。


ウズベキスタンの伝統的な衣装を集めた99枚のこのコレクションには、
噂によると、300万ドル(3億5千万円!)の値がついたとか。

もちろん、その値段では売りません。
アラスタバザールのはずれにあるチェティンカヤのギャラリーは、
開催期間中、毎晩深夜までお客様でいっぱいでした。
2日目にはギャラリー内の展示品には、すべて売約済みの札がついていたそうですよ。
⇒ Cetinkaya Gallery

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